1935年のテキサスを舞台に、保安官の夫を事故で失い、世間知らずの女性が借金返済のため、そして自分の家族を守るために、ひたむきに生きる姿を描いたヒューマン・ドラマ。幼い二人の子供、黒人の浮浪者、そして盲目の下宿人たちと、家族愛を分かち合いながら、生きるために闘い続けるヒロインをサリー・フィールドが熱演し、「ノーマ・レイ」に続き、2度目のアカデミー主演女優賞を獲得した。ジョン・マルコビッチやエド・ハリス、リンゼイ・クルーズなど多数の実力派が脇を固める。監督・脚本は「クレイマー、クレイマー」のロバート・ベントン監督。自伝的な要素を交えた脚本もアカデミー賞に輝いた。製作はアーレン・ドノヴァン、エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・ハウスマン、撮影はネストール・アルメンドロス、編集はキャロル・リトルトン、音楽と作曲・編曲はジョン・カンダー、衣裳はアン・ロス、プロダクション・デザイナーはジーン・キャラハンが担当。