19世紀のなかば。ティブス(ケネス・モア)は伯父の銃器販売を手伝っていたが、アメリカ西部にティブス銃を売りこもうと、ロンドンを後にした。駅馬車で西部へ向かう途中、インデアンに襲われ、何も知らない彼が酋長を説いてそれを止めさせた。目的地に着いた彼は町民に英雄として迎えられ、町でも偶然のことではあったが町のならず者たちの荒胆を抜くようなことをして、町中の畏敬の的となった。彼はケイト(ジェーン・マンスフィールド)の経営するホテルに落ち着く。土地の3つの牧場が縄張り争いを起こすと、マスターズ町長(ヘンリー・ハル)がティブスを保安官にした。彼はこれもまた偶然に両方のガンマンの武装を解除する。ティブスとケイトは恋仲になった。ある日、彼はインディアンの捕虜となり命が危なくなるが、幸運にも酋長はかつて和睦した男、町ではティブスは死んだものと思っていたので彼の無事な姿を見た町人は驚くとともに、ティブスが銃を、インデアンに売り渡したことで彼を殺そうとさえした。だが、インデアンが大挙してティブスを助けに来た。ティブスとケイトはやがて結婚式を挙げる。インデアンの酋長がケイトの親代わりとなって式に列席した。