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  • 平均評点

    71.4点(219人)

  • 観たひと

    451

  • 観たいひと

    20

  • レビューの数

    31

基本情報

ジャンル アニメーション / ファンタジー
製作国 アメリカ
製作年 1940
公開年月日 1955/9/23
上映時間 124分
製作会社 ウォルト・ディズニー映画
配給 ウォルト・ディズニー映画=大映洋画部
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

「ピーター・パン(1953)」のウォルト・ディズニーが1940年に完成したものを更に4本のサウンド・トラックによるステレオフォニック・サウンド方式にし、タシンスキー・レンズ使用の拡大映写方式とともに再公開(本邦では初公開)するもの。8つの古典名曲の調べに合わせておのおのの動画が展開する。映画は7つの部分に分かれている。(1)『トッカータとフーガ・ニ短調』バッハ(1685-1750)作曲。音のもつ色合と動きをそのままスクリーンの色彩と動きに変えたもの。(2)『組曲くるみ割り人形』チャイコフスキー(1840-1893)作曲。チャイコフスキーがホフマンのお伽噺『くるみ割りとネズミの王様』をバレエ化しそのバレエ音楽中8曲を選んで組曲としたもの。映画に現れるのはそのうちの6曲である。1金平糖の踊ー『露の精』の幻想が動画となる 。2中華民国の踊ー『キノコの踊』の動画。3葦笛の踊ー『開花のバレエ』の動画。4アラビアの踊ー『水のバレエ』の動画。5ロシアの踊ー『あざみの少年とらんの少女』の幻影。6花のワルツー『秋の精、ひめはぎのバレエ、霜の精、雪の精』の動画。(3)『魔法使いの弟子』デュカ(1865-1935)作曲。ミッキー・マウスが登場する。(4)『春の祭典』ストラヴィンスキー(1882-)作曲。全体は2部に分かれた舞踊曲。第1部が8曲、第2部が6曲から成っている。映画は地球の発生から生物の誕生、巨大な動物たちの斗争から太陽の讚歌で結ぶ。休憩演奏があり、ついで(5)『田園交響曲』ベートーヴェン(1770-1827)作曲。虹の女神アイリス、黄金の車を駆るアポロ、月の女神ダイアナ、夢の神モルフェウスの幻想の動画。(6)『時の踊り』ポンキエリ(1834-1886)作曲。ワニの王がカバを頭上に捧げる。ワニとカバの全員の踊りの動画。(7)『禿山の一夜とアヴェ・マリア』前者はムソルグスキー(1839-1881)作曲、後者はシューベルト(1797-1828)作曲。『禿山の一夜』の夜明けの牧歌を巡礼のみあかしに続け、高い木の幹の間をぬって進む『アヴェ・マリア』の歌声に移す。

あらすじ

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