男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

引き裂かれたカーテン

  • ひきさかれたかーてん
  • Torn Curtain
  • ----

amazon


  • 平均評点

    67.5点(270人)

  • 観たひと

    414

  • 観たいひと

    23

  • レビューの数

    53

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1966
公開年月日 1966/10/22
上映時間 128分
製作会社 ユニヴァーサル
配給 ユニヴァーサル
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演ポール・ニューマン Professor_Michael_Armstrong
ジュリー・アンドリュース Sarah_Sherman
リラ・ケドローヴァ Countess_Kuchinska
Hansjoerg Felmy Heinrich_Gerhard
タマラ・トゥマノヴァ Ballerina
ルドウィヒ・ドナート Professor_Gustav_Lindt
ヴォルフガング・キーリング Herman_Gromek
Gunter Strack Professor_Karl_Manfred
デイヴィッド・オパトシュ Mr._Jacobi
Gisela Fischer Dr._koska
モート・ミルス Farmer
Carolyn Conwell Farmer's_Wife

解説

ヒッチコック監督の50本記念作品。ブライアン・ムーアが自分の原作を脚色、「マーニー」のヒッチコックが演出したスパイ推理ドラマ。撮影をジョン・F・ウォレン、音楽はジョン・アディソンが担当している。主演は、「動く標的」のポール・ニューマンと「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュース。彼等をめぐり「その男ゾルバ」のリラ・ケドロワ、「栄光への脱出」のルドウィヒ・ドナート、バレリーナのタマラ・トゥマノヴァが絡んでいる。製作も、ヒッチコックが兼ねている。

あらすじ

アメリカからデンマークへ向かう1隻の客船。この船には、コペンハーゲンで開催される科学者国際会議に出席するため米宇宙委員会のマイケル(ポール・ニューマン)と婚約者で秘書のセーラ(ジュリー・アンドリュース)が乗っていた。そして目的地へ着く直前の日、マイケルの所へ秘密の連絡文が届いた。発信地は東ベルリンだった。コペンハーゲンへ行くのを止めて、東ベルリンへ行くといいだしたマイケルに、不安になったセーラは事の真相を糺したが、心配する必要はない、2、3日コペンハーゲンで待っているようにと笑うだけだった。何か重大なことがあると直感したセーラは、マイケルを追って東ベルリンへ向かった。空港にたったマイケルは秘密諜報員のグロメク(ウォルフガング・キーリング)の案内で東ベルリン秘密諜報機関長のゲルハルトに紹介された。マイケルは東ベルリン亡命を決意していたのだった。これは、アメリカで開発の進んだ核兵器、ガンマ5の秘密の共産圏漏洩の意味を持っていた。驚いたセーラはマイケルを売国奴となじったが、心底から彼を愛しているゆえ東ベルリンを去ることはできなかった。そうしたある日、田舎へ出かけ1人の農夫にあった。農夫はアメリカ諜報員で、マイケルはスパイ活動のため東ベルリンへ亡命のかたちをとり潜入していたのだ。アメリカのガンマ5研究も、東ベルリンのリント博士の研究がないと完成しなかったのだった。つまりガンマ5については高度の科学的知識が必要であり、マイケル送りこみを計画したのだ。しかし農夫との出会いを、尾行してきたグロメクに見つかったからたまらない。マイケルは彼を殺し農地へ埋める破目になった。着々と進んでいた計画の破綻。早急にリントの研究を盗み東ベルリンを離れないと計画も水の泡だ。リントにうまくとりいり研究をメモし終えた時、ゲルハルトの追及の手が伸びはじめた。マイケルとセーラの必死の逃亡生活が展開された。ゲルハルトの作戦は綿密で執拗だった。新聞は連日写真入りで事件を報道、2人は夜だけしか動くことができなかった。海岸に追いつめられた2人、逮捕は時間の問題と思われた時、危機一髪、フェリーボートが近づいた。アメリカ諜報機関の秘密船だった。九死に一生、2人はスウェーデン行きの船にまぎれこむことができた。―甲板では、いまこそ結婚できると、愛を確かめあうマイケルとセーラの熱い抱擁の姿があった。

関連するキネマ旬報の記事

1966年11月下旬号

外国映画批評:引き裂かれたカーテン

1966年10月下旬号

外国映画紹介:引き裂かれたカーテン

1966年10月上旬秋の特別号

旬報試写室:引き裂かれたカーテン

新作グラビア:引き裂かれたカーテン

邦洋2大シナリオ:引き裂かれたカーテン

1966年8月上旬号

特別グラビア:ヒッチコックの新作恐怖映画「引き裂かれたカーテン」