そう遠くない未来、知性を持った蟻が繁殖し自然界のバランスが崩れる。蟻は種族間の戦闘をやめ、蟻の天敵であるカマキリらが姿を消してしまう。アリゾナの僻地に、生物学者E・D・ハブス(ナイジェル・ダヴェンポート)と助手のジェームズ・レスコー(マイケル・マーフィ)がドーム型の研究ステーションを建てて蟻の調査に乗り出す。こうして局面(フェーズ)Iが終る。蟻はエルドリッジ一家を襲い、ケンドラ(リン・フレデリック)のみが助けられドームに運ばれる。蟻は適応能力にすぐれ、黄色い液体で退治されると、次には黄色の蟻が生まれてくる。蟻にドームをかこまれ、中の人間は熱気で苦しめられる。局面(フェーズ)IIが終了。レスコーはメッセージを送り、蟻は中の一人を要求。ケンドラが出てゆき、ハブスも女王蟻を倒そうと蟻塚に向い、途中の穴に落下して蟻の大群に襲われる。一人になったレスコーは女王蟻を求めて砂漠をさまよい歩き、蟻塚の穴でケンドラを発見する。翌朝、二人は蟻とともに朝日をながめていた。局面(フェーズ)IIIが終り、局面(フェーズ)IVが始まろうとしていた…。