サンフランシスコに住む結婚を控えたドレイク(マシュー・モディン)とパティ(メラニー・グリフィス)は高級住宅街パシフィック・ハイツに豪邸を購入するが、思ったよりも修繕費がかさんだため部屋を間貸しすることにする。一部屋には日本人のワタナベ夫妻、そしてもう1部屋を借りたのが、カーター・ヘイズ(マイケル・キートン)だった。表向きは独身の紳士の彼だったが、翌日から奇妙な行動を始める。部屋のドアをロツクして中からはハンマーやノコギリの音が聞こえてくる。更にはヘイズの他に見知らぬグレッグという若者まで現われる。約束の金も払わないためドレイクはヘイズの部屋の電源を切るが、警察はヘイズの味方をする。ついにドレイクは弁護士を雇って対抗策を講じるが、法律の裏まで知りつくしたヘイズの巧妙な作戦によって裁判で敗訴に追い込まれた。気味悪がったワタナベ夫妻も出ていってしまい、彼とパティは経済的にも精神的にも追いつめられる。妊娠していたパティが流産してしまうに至りついにドレイクは怒りを爆発させ、ヘイズを殴りつけ、階段からつき落として逮捕されてしまう。民事訴訟の被告となった。ドレイクは自らの家からさえ追われ、ヘイズの手はパティにまで迫る。やっとのことで駆けつけたドレイクは逆にヘイズに撃たれ、弾は当たらなかったもののそれは正当防衛と認められてしまう。そして立ち退き訴訟が行なわれる中、ヘイズは行方をくらましてしまい、その部屋を開けて、意外な事実を知ったパティは残された1枚の写真をもとに彼の潜むロサンゼルスのホテルに単身乗り込み、彼が夫のクレジット・カードを勝手に使っていたことを知り、それを逆手にとって復讐を遂げる。へイズは逮捕されるが、やがて出所してまたもパティに襲いかかる。そこヘドレイクが駆けつけ、ついにヘイズを死に追い込むのだった。