世界革命を目指した日本赤軍の最高指導者・重信房子と、反帝国・反資本主義を唱えた極左地下組織バーダー・マインホフ・グループ、後のドイツ赤軍を結成したウルリケ・マインホフの生き様を、彼女らの娘たちが追っていくドキュメンタリー。過酷な幼少期を過ごした娘たちが母の足跡をたどり、当時のニュース映像や、パレスチナ解放闘争に参加した映画監督・足立正生、赤軍派議長・塩見孝也、重信房子の弁護人を務めた大谷恭子らの証言を交え、彼女たちの戦いに向き合う。監督はジャン=リュック・ゴダール監督の映画愛について描いた番組『シネマ・ゴダール』や政治史にフォーカスを当てた作品を手がけたドキュメンタリー作家シェーン・オサリバン。