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皇帝と公爵

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  • 平均評点

    66.1点(33人)

  • 観たひと

    48

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル 歴史劇 / ドラマ
製作国 フランス ポルトガル
製作年 2012
公開年月日 2013/12/28
上映時間 152分
製作会社 Alfama Films=Clap Filmes=France 3 Cinema
配給 アルシネテラン
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 ステレオ
上映フォーマット HD

スタッフ

キャスト

出演ジョン・マルコヴィッチ Duke of Wellington
メルヴィル・プポー Marechal Massena
マチュー・アマルリック Barao Marbot
ヌヌ・ロプス Sargento Francisco Xavier
マルセェッロ・ウルゲーヘ Major Jonathan Foster
ジェマイマ・ウェスト Maureen
ソライア・シャーヴス Martirio
ヴァンサン・ペレーズ Leveque
カルロト・コッタ Tenente Pedro de Alencar
マリサ・パレデス D. Filipa Sanches
ヴィクトーリア・ゲーラ Clarissa
フィリプ・ヴァルガシュ Vicente de Almeida
アフンス・ピメンテウ Ze Maria
アドリアヌ・ルーシュ Bordalo
ジュアン・アライシュ Idiot
カトリーヌ・ドヌーヴ Severina
イザベル・ユペール Cosima Pia
ミシェル・ピッコリ Leopold Scheitzer
キアラ・マストロヤンニ Hussardo
マリク・ジディ Octave Segur
マリア・ジュアウ・バストゥシュ Maria de Jesus Almeida
パウロ・ピルシュ Alberto
ジョゼ・メイレリス Campones
ディオゴ・ドリア Velho Campones
リタ・マルティンシュ Camponesa
リュクレース・カルミニャック Jovem Servical
フランシス・ブラデル・ドーソン Peter Warren
ペドロ・フェレイラ Afonso
ジュアウ・ヴィラシュ・ボアシュ Cabo Percy
エルマヌ・サンシュ SoldadoFrances
ミゲル・モンテイル Capitao Saavedra
ドミトリー・ボゴモロフ Polaco
リカルドゥ・アイベウ Sentinela
ペドロ・ラセルダ Soldado Frances

(C)ALFAMA FILMS / FRANCE 3 CINEMA 2012

解説

19世紀、ポルトガルに侵攻したナポレオン政権下のフランス軍とウェリントン将軍率いるイギリス・ポルトガル連合軍の戦いを、豪華キャストで描いた歴史劇。撮影前に亡くなったラウル・ルイスの遺志を継ぎ、妻のバレリア・サルミエントが監督を担当して完成させた。主演は「REDリターンズ」のジョン・マルコヴィッチ。

あらすじ

1810年。皇帝ナポレオンの命を受けたフランス軍は、マッセナ元帥(メルヴィル・プポー)指揮の下、ポルトガルの征服を開始。9月27日。激戦の末、イギリス・ポルトガル連合軍は、イギリス軍を率いるウェリントン将軍(ジョン・マルコヴィッチ)の戦略によってフランス軍を撃退する。だが、勝利にもかかわらず、イギリス軍は要塞トレス線へ撤退。それは、数の上で有利なフランス軍を誘い込むための行動だった。リスボンの手前に建設されたトレス線は、ウェリントンが1年前から密かに準備を進めていた80kmにも及ぶ防衛のための砦であった。暴虐の限りを尽くし、ポルトガル市民の憎しみを買ったフランス軍は、十分な食料や装備を得られず、立て直しのためにコインブラへ向かう。そこでマッセナ元帥は、友好的なレオポルド(ミシェル・ピコリ)、セヴリーナ(カトリーヌ・ドヌーヴ)、コジマ(イサベル・ユベール)らの歓待を受けるが、フランス軍に娘を殺されたセヴリーナは、途中で席を立つ。ポルトガル軍のフランシスコ軍曹(ヌヌ・ロプス)は、戦死した同僚の新妻モーリーン(ジェマイマ・ウェスト)を気遣ううち、いつしか惹かれてゆく。負傷したポルトガル軍中尉アレンカル(カルロト・コッタ)は、フランス軍から逃れると、気丈な未亡人フィリパ(マリサ・パレデス)の手を借りて、トレス線を目指して旅立つ。そしてイギリス軍。持久戦を得意とするウェリントンの作戦は大成功。危害を加えない兵団は市民からの支持を得たばかりでなく、フランス軍のような飢餓もなく、兵士たちは黙々とトレス線への軍行を続ける。その様子に満足気なウェリントンが見つめていたのは、遥か先のことだった……。愛、憎しみ、復讐、裏切り、忠誠心。様々な動機から戦争に飛び込む者たち。激動の時代を生き抜く女性たち。懸命に生きようともがく市井の人々。それぞれの運命が、最後の砦トレス線で決しようとしていた……。

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