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バーシティ・ブルース

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  • 平均評点

    67.4点(5人)

  • 観たひと

    15

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1999
公開年月日 1999/10/5
上映時間 106分
製作会社 MTV Films=Marquee Tollin/Robins=Paramount Pictures
配給 UIP
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

『陽だまりのグラウンド』のブライアン・ロビンス監督による青春ドラマ。高校のアメフトチームの鬼コーチと、彼に反発する選手たちの人間群像をロックミュージックと共に描く。出演はジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク、ジョン・ボイトほか。

あらすじ

テキサス州ウェストカナン高校のフットボールチーム“コヨーテズ”。2度の州大会優勝、22回の地区大会優勝という輝かしい伝統を誇る“コヨーテズ”は、23回目の優勝を狙うべく初戦となる今晩の対ビングル戦を前に、校内で応援集会が大勢のサポーターに囲まれ行われていた。壇上では、30年間ウェストカナンのコーチを務め、輝かしい成績を収め、銅像が作られるほど、地元の信頼を集めているバド・キルマー(ジョン・ボイト)とキャプテンでクォーターバックのランス・ハーパー(ポール・ウォーカー)が、今日の勝利を宣言していた。ジョナサン・モックス(ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク)は、そんなランスの控えクォーターバック。試合に出ることなどほとんどない。ボールに触れるのは、ボールが目の前に転がってきた時に審判に渡すくらい。でも、モックスにとっては、この町の異様なフットボール熱から自分を冷静に見つめるには今の状況は十分だった。今シーズンが済めば、フットボールを辞めて、ブラウン大へ進学するつもりでいた。対ビングル戦も、ランスの活躍により、コヨーテズは勝利をおさめ、その日の祝勝パーティは盛り上がった。ランスは恋人ドーシー(アリ・ラーター)と、アツアツの一時を過ごし、気が優しく陽気なビリー・ボブはハイに酔っ払い、お調子者のトゥイーダー(スコット・カーン)は裸になり、パトカーを盗み暴走してしまう始末。かくいうモックスも恋人のジュールス(エイミー・スマート)とそんな光景を眺め、楽しんでいる。その時しかない輝きが、そこにはあった…コーチのキルマーは、地元の信頼は厚いが、勝つことしか頭になく、権威主義で選手の事など全く考えず、チーム内では大不評。モックスは何かにつけ無視され、ウェンデル(エリエル・スウィントン)は黒人ということで、肝心なタッチダウンをさせてもらえない。ランスも連戦による使い過ぎで、膝に爆弾を抱えていた。その日コーチは前回の試合で、頭を強打した後遺症でフラフラ状態のビリー・ボブを、試合に出させようとしていた。そしてグリーンビル戦が始まった。試合は21対17の接戦でグリーンビルがリード。苦戦の理由は、誰が見ても辛そうなビリー・ボブの怪我が影響していた。彼を気遣い見かねたモックスは、キルマーに交代を求めるが、「お前はひっこんでろ」と一蹴される。そして試合が進むにつれ、チームに悲劇が起きる。クォーターバックのランスをディフェンスするビリー・ボブが、試合中に意識を失い、ランスが敵のタックルをもろに受け、膝の大怪我をしてしまう。静まりかえる場内。運命は突然やってきた。ランスに代わりモックスが抜擢された。「あいつじゃダメだ」の観客の野次を尻目に試合に出るモックス。コーチの指示に従わず、自分のやり方で試合をすすめ、いきなりの40ヤードパスを成功させ、最後には自ら逆転のタッチダウンでチームを勝利に導く。この日から、モックスの生活は一変する。新聞の一面には彼の顔、店の人はおごってくれるし、ランスの恋人であるはずのドーシーまで誘惑してくる。そしてドーシーにキスをされているモックスを見たジュールスは、少し寂しい思いで見つめていた。ある日、モックスは退院したランスと、ビリー・ボブ、トゥイーダー、ウェンデルを飲みに誘った。ランスはモックスに対し、レギュラーを取られたことなど気にせずに、素直に感謝し、改めてモックスとの友情を分かち合った。盛り上がったみんなは、朝まで飲み明かした。次の日に試合があるにもかかわらず…。そして試合の時間が近づくが、お酒が抜けないモックスたちはミスの連発。勝てる相手にまさかの敗戦。キルマーの激が飛び、その怒りはビリー・ボブに向けられる。「今日といい、ランスの怪我といい、お前のせいで今シーズンは台無しだ!消えろ!」と。その夜、ビリー・ボブは、彼の愛豚ベーコンをモックスに預け、姿を消す。ビリー・ボブを探すモックス。するとビリー・ボブは一人グラウンドで傷ついていた。そんな彼をモックスは、「あと残り1試合、お前が必要だ。俺を守ってくれ」と優しく慰める。優勝を決めるギルロイとの試合が近づく。そんな中、ブラウン大の合格通知がモックスの手元に届いた。喜ぶモックスだが、父親(トーマス・ダフィー)は、最終戦のギルロイとの試合で頭がいっぱいらしい。さらに試合前日、キルマーがモックスに「最後の試合は俺の指示通りにしろ!」と一言忠告した。逆らえば、それは、すでに決まっているブラウン大への推薦がなくなるということだった。仲がこじれていたジュールスに、胸の内を相談するモックス。そんな彼に、彼女は優しくアドバイスする。「黙ってヒーローになって」と…。

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