僕たちの高原ホテル

「タクミくんシリーズ」の渡辺大輔と浜尾京介が共演するハートウォーミング・ストーリー。監督、脚本も、同シリーズの横井健司と金杉弘子のコンビが担当。高原の小さなホテルを舞台に、おもてなし術を学びながら成長していく若者たちの姿を描く。他の出演は、ミュージカル『テニスの王子様』シリーズの和田琢磨。

おもてなし豊かなホテル、フォレスト・ハイド・プレイスは、そこで清掃員として働く相沢歩（浜尾京介）の祖父・健三郎が働いていたホテルだった。しかし、健三郎が不慮の事故で亡くなり、15年経った今は、普通のホテルに様変わりしている。そこへ現れた新任マネージャー、沢城柳也（渡辺大輔）はお客様へのホスピタリティ溢れるおもてなしで従業員の心をつかんでいくが、歩だけは心を開こうとしない。歩は、健三郎の死を受け入れられずに心を閉ざしていた。柳也はそんな彼の心をむりやり開こうとしてかえって事態を悪化させ、歩は仕事を休むようになってしまう。そんなある日、ホテル最大のピンチが訪れる。ホテルの常連の金婚式当日、料理長が病気で倒れたのだ。そのとき柳也は……。