一度は引退しながらも、ヒーローに復帰したワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹(声:平田広明)は、相棒のバーナビー・ブルックスJr.(声:森田成一)とともに、2部リーグのヒーローとして街の事件に取り組んでいた。しかし、事あるごとに口論を繰り広げる2人の様子は相変わらず。そんな中、バーナビーは、1部リーグで活躍するかつてのライバル、スカイハイ(声:井上剛)、ブルーローズ(声:寿美菜子)、ドラゴンキッド(声:伊瀬茉莉也)、ファイヤーエンブレム(声:津田健次郎)、折紙サイクロン(岡本信彦)、ロックバイソン(声:楠大典)たちの活躍を人気番組“HERO TV”で目にして、1部に復帰したいとこぼすのだった。そんなバーナビーを諭しつつ、複雑な思いを抱く虎徹。一方、2人が所属するアポロンメディアは、新たにカリスマ実業家のマーク・シュナイダー(声:大塚芳忠)をオーナーに迎え、会社の立て直しを図っていた。その一環として、シュナイダーはバーナビーの1部リーグ復帰を決定。だが、バーナビーの相棒はワイルドタイガーではなく、新ヒーロー“ゴールデンライアン”ことライアン・ゴールドスミス(声:中村悠一)だった。時を同じくして、シュテルンビルトの街では奇妙な事件が続発する。伝説の女神がシュテルンビルトに下した天罰を思わせるその事件は、街の滅亡を暗示するのか……。その事件の影にうごめく3人の特殊能力者“NEXT”。事件の真の目的とは?女神伝説を祝うジャスティスデーが迫る中、謎に翻弄されるヒーローたちに更なる危機が襲いかかる。