1946年に発表されて以来世界中で愛され続けているボリス・ヴィアンの青春小説『うたかたの日々』を、「僕らのミライへ逆回転」「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督が映画化。肺に睡蓮が宿る不思議な病に罹る女性とただひたすら彼女を愛する夫との儚いラブストーリーを、原作のイメージを尊重しながら幻想的に描く。「ハートブレイカー」「スパニッシュ・アパートメント」のロマン・デュリスが苦労知らずだった夫を、「ダ・ヴィンチ・コード」「アメリ」のオドレイ・トトゥが無垢な妻を演じている。ほか、「最強のふたり」のオマール・シー、「黄色い星の子供たち」のガッド・エルマレらが出演。ほかに131分のディレクターズカット版が製作されている。