淡々と暮らす看守がタンゴ教室で出会った自由に生きる女に惹かれ変わっていくドラマ。監督は「ポルノグラフィックな関係」で第56回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞にノミネートされたフレデリック・フォンテーヌ。本作で欲望のままに生きる女を演じているアンヌ・パウリスヴィックが、「やわらかい手」のフィリップ・ブラスバンとともに脚本に参加。「ハートブレイカー」のフランソワ・ダミアンが生真面目な看守を、「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペスが収監されている夫を演じている。また、世界的に活躍するタンゴ・ダンサーのチチョ・フルンボリがダンス指導を務めている。第69回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門審査員特別賞受賞作品。