南米コロンビアのグアタケ。訪問していたアメリカ大統領のダグラス(ブルース・グレイ)が、テロリストらしい男たちに誘拐され、それを助けようとしたアメリカ人建築技師のハリー(マーク・ハーモン)も一緒に誘拐されてしまった。このニュースはたちまちハリーの故郷イリノイ州オーロラの町にも衝撃を与えた。ハリーの弟コーリー(マイケル・ショーフリング)と3人の仲間たちのショックは殊に大きかった。コーリーは、兄の救出に乗り出し、そのためにワシントンに向かった。だが、知り合いの議員たちは、政治状況を悪化させるからと救出の行動を取ろうとしない。コーリーは単独行動に出ることにした。ゲリラ戦のプロ、シュライク(ロバート・デュヴァル)を雇い、資金の提供者、ジャック(ゲイリー・ビジー)の協力を得た。ハリー奪還に参加したのは、6人の男たちだ。シュライクをリーダーに、コーリー、スベンス(グレン・フライ)、カート(リック・ロッソヴィッチ)、パチャフスキー(トム・ウィルソン)、それに、金持ちのジャックだった。ハリーとコーリーの父バーグ(ベン・ジョンソン)は、陰ながら見守っていた。6人は、さっそくコロンビアに潜入した。シュライクの話によると、敵のボス、オチョバー(ギレルモ・リオス)は、テロリストではなく、単に麻薬組織のボスであり、捕まった仲間を解放してほしいだけで、期限が過ぎれば2人とも殺されてしまうだろうということだった。しかし、コロンビアに潜入した途端、パトロールに見付かり、彼らは警察隊の襲撃を受け、投獄されてしまう。それを救ったのが、アメリカ大使館員だった。が、彼は、彼らに撤退を勧め、アメリカ行の飛行機を用意した。シュライクの機転でその飛行機をハイジャックした彼らは、妻子のいるカートだけを残して、敵の潜むジャングルへと進んだ。途中、リーダーのシュライクが倒れ、4人だけで敵のアジトを発見、血みどろの大激戦が展開されるのだった。