映画・映像文化による地域文化振興と活性化を目指し2006年から始まったさぬき映画祭。さぬき映画祭2009脚本コンクールに入賞した大塚文義の「庵治石の味」を原案とし、「クロスワード・モノローグ」が2007年上海国際映画祭に出品された片岡秀明が監督・脚本を手がけ映画化、さぬき映画祭2010準グランプリおよびInternational Film Festival2013長編映画部門優秀賞を受賞した作品。高松を舞台に、父の葬儀のため帰郷した美大生が日本三大花崗岩の一つである庵治石(あじいし)の石工に出会い、師弟関係を結んでいく人間ドラマ。出演は「指輪をはめたい」「茶の味」の佐藤貴広、「ネムリバ」「ちーちゃんは悠久の向こう」の小野まりえ、「光戦隊マスクマン」「南極物語」の志賀圭二郎ほか。