ノルウェー、オスロ。夫の暴力から逃れるため、アンナ(ノオミ・ラパス)と8歳の息子アンデッシュは保護監視プログラムにしたがって郊外のアパートに引っ越してきた。それでもなお不安なアンナは、寝ている間も安全が確認できるようにと、<チャイルドコール>と呼ばれる監視用音声モニターを息子の寝室に据え置く。ある晩、突然の子供の悲鳴に起こされ寝室に行ってみると、息子は何事もなく眠っていた。混線により他の部屋の音が聴こえることがあるのを知った彼女は、他の部屋で子供が虐待の末殺されたのではないかと疑う。一方、ある日アンデッシュは、学校に父親がやってきたとアンナに告白する。元夫の子供虐待の記憶と、隣人の子供殺人のイメージが重なり、頭が混乱しはじめた彼女は、親切にしてくれた電気屋の店員を頼るのだったが……。