2005年に誕生したアイドルグループAKB48の7年に及ぶ第1章の軌跡と新時代への第1歩を完全密着したドキュメンタリー。監督は「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」の高橋栄樹。新譜は軒並みミリオンセラーとなり、念願の東京ドーム公演は3日間で84万人もの応募が殺到、「総選挙」といえばいまや彼女たちを思い浮かべるほどの存在感を放つAKB48。しかし、創立から7年目にあたる2012年はあまりにも激動の1年だった。人気絶頂のさなか、創立以来センターに立ち続けてきた前田敦子が突如グル―プからの卒業を宣言。“絶対的エース”の卒業という嵐に大きく揺れるAKB48の船。ある者はただ涙に暮れ、ある者は果てしのない航海の意味を見失う。そんなエース不在の「総選挙」で1位を奪還した大島優子が“本当の気持ち”を語る。そして迎えた8月。初の東京ドーム公演、続く前田敦子卒業公演で栄華を極めたかに見えたAKB48に、身長148cmの小さなキャプテン高橋みなみは、汗と涙に溢れるメンバーたちを前に驚くべき決断を提示する……。