ジェームズ(ニック・スタール)と美しい妻エイミー(ミア・カーシュナー)の若い夫婦は、トロントの高級住宅街アレッタ通り338番地の一軒家で、幸せに暮らしていた。ある朝、ジェームズは仕事に向かうため車に乗り込み、CDをかけると、聴いたこともない音楽が流れ始める。ジェームズは妻のイタズラだと思いエイミーを問い詰めるが、彼女は否定する。言い争いになり、ケンカ別れしたままジェームズが深夜に帰宅すると、「頭を冷やしたい」という書き置きを残して、エイミーはいなくなっていた。ジェームズは彼女の携帯に電話をかけるがつながらず、姉のキャサリンや友人たちも、誰もエイミーの行方を知らなかった。その日から、ジェームズが1人で暮らす家で不可解なことが起こり始めた。なついていた飼い猫が突然うなり始めたり、窓ガラスが割られたり、何度も無言電話がかかってくるようになり……。ジェームズは警察に通報するが、証拠不十分で取り合ってもらえない。それでも一連の出来事は収まることはなく、ついにジェームズの精神状態は極限に達する。憔悴したジェームズが自宅に戻ると、パソコンの電源が入っており、その画面に拘束されたエイミーの姿が映っていた……。