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おだやかな日常

  • おだやかなにちじょう
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  • 平均評点

    74.0点(43人)

  • 観たひと

    65

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本 アメリカ
製作年 2012
公開年月日 2012/12/22
上映時間 102分
製作会社 「おだやかな日常」製作委員会(制作 和エンタテインメント)
配給 和エンタテインメント
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声 ステレオ
上映フォーマット HD

スタッフ

監督内田伸輝 
脚本内田伸輝 
エグゼクティブプロデューサー小野光輔 
プロデューサー杉野希妃 
エリック・ニアリ 
撮影角田真一 
美術山下修侍 
録音高田伸也 
編集内田伸輝 
衣裳デザイン岩橋奈都子 
メイク岩橋奈都子 
アソシエイト・プロデューサー斎藤文 
徐敬太 
ライン・プロデューサー三好保洋 
助監督桑島憲司 
スチール斎藤文 

キャスト

出演杉野希妃 サエコ
篠原友希子 ユカコ
山本剛史 タツヤ
渡辺杏実 清美
小柳友 ノボル
渡辺真起子 典子
山田真歩 美加
西山真来 洋子
志賀廣太郎 シンジ
寺島進 被災地から来た男
古舘寛治 電気屋店員
木引優子 マリ先生
松浦祐也 森田先生
高嶋寛 和久井
おぐちえりこ カズコ
三谷悦代 エリコ
佐藤博行 ヒロト
高木公介 公介
片倉わき 理子
よこえとも子 和恵
志戸晴一 梶原
芦川誠 警官
小枝 婦人警官
小瀧万梨子 婦人警官
折原アキラ マスク男
深田晃司 マスク男

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解説

東日本大震災後の東京郊外を舞台に、放射能の不安にさらされる2人の女性を描くヒューマンドラマ。監督は、「ふゆの獣」の内田伸輝。プロデューサー・主演は、「歓待」の杉野希妃。出演は、「終わってる」の篠原友希子。第42回ロッテルダム国際映画祭、第17回釜山国際映画祭、第13回東京フィルメックス出品作品。

あらすじ

2011年3月11日の午後、東京郊外のマンション。ユカコ(篠原友希子)は、凄まじい揺れを必死に耐える。サエコ(杉野希妃)は、5歳の娘・清美(渡辺杏実)を迎えに幼稚園へ走る。地震と津波の被害が報道される中、福島原発は未曾有の被害を受けた。政府が「直ちに放射能の影響は無い」と繰り返す一方、ネットには正反対の言葉があふれていた。ユカコは錯綜する情報の中で、徐々に放射能への不安を抑えられなくなっていく。そんなユカコの様子に、夫タツヤ(山本剛史)は戸惑う。一方、震災直後に別の女性の元に夫ノボル(小柳友)が去っていたサエコも、不安に駆られていた。両親の無事を確認するが、実家は被災していた。清美を守るために幼稚園で放射能の危険性を訴えるが、周囲の不安を煽り、母子は孤立していく。離婚届を置き、荷物を取りに来たノボルが去ったあと、清美が鼻血を出す。サエコは清美と無理心中を図る。隣家の異臭に気付いたユカコは、ベランダ伝いにサエコの部屋に入り、ガス栓を締める。サエコが病室で目を覚ますと、両親が被災地から駆け付けていた。清美はノボルの両親が自宅に連れ帰っていた。避難所暮らしのサエコの両親には、それを止めることはできなかった。マンションに戻ったサエコは、なぜ死なせてくれなかったのかとユカコを責める。ユカコは、なぜ娘まで殺そうとしたのかと反論する。子供を守りたいけど守れないと泣きじゃくるサエコを、ユカコは抱きしめ、励ます。ユカコには子供にまつわる重い過去があったが、2人は固い絆で結ばれる。サエコはユカコとともにタツヤの実家へ行き、清美を取り戻す。ユカコの想いを受け入れたノボルは、大きな決断をする。またユカコも、大きな一歩を踏み出そうとしていた……。

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