1943年、ニュージーランドの基地で戦争訓練を行なっている米海兵隊のジョン・ストライカー軍曹(ジョン・ウェイン)は、その過酷さの故に鬼分隊長として部下の反感を買っていた。新兵のピーター・コンウェイ(ジョン・エイガー)は、戦死した父大佐のことを元部下のストライカーが誉めるだけ、一層彼を敬遠していた。コンウェイがストライカーの反対を押し切ってアリスン・ブロムウェイ(アデイル・メラ)と結婚する頃、分隊はタラワ上陸作戦に参加することになった。この戦闘で分隊は兵数名を失い、トーマス伍長は橋頭堡でコーヒーを飲んでいるうちに、戦友を日本兵に刺し殺される失策を演じた。そしてストライカーは、親友のベス(ジェームズ・ブラウン)が重傷を負って呻いているのにも耳を貸さず、コンウェイらを憤激させた。分隊はハワイへ帰り、ストライカーは街の女メリー(ジュリー・ビショップ)と知り合ったが、彼女に子供のあることを知って何事もなく別れた。ついで分隊は硫黄島作戦に参加、摺鉢山に星条旗を押し立てたが、一息ついたストライカーは日本兵に狙撃されて即死した。彼のポケットに残されていたのは、故国のいとし子に送るやさしい手紙であった。