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脱走

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  • 平均評点

    59.0点(4人)

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    6

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    0

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1962
公開年月日 1962/8/25
上映時間 112分
製作会社 マーク・ロブソン映画
配給 20世紀フォックス
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

オランダの現代作家ヤン・デ・ハルトグの同名小説の映画化。ネルソン・ギディングが脚色、「嵐の季節」のフィリップ・ダンが監督した。撮影は「紳士同盟」のアーサー・イベットソン、音楽は「戦場にかける橋」のマルコム・アーノルド。出演は「ベン・ハー(1959)」のスティーブン・ボイド、「剣と十字架」のドロレス・ハート、ほかにレオ・マッカーン、マリウス・ゴーリングなど。製作は「孤独な関係」につづきマーク・ロブソン。

あらすじ

オランダ警察のピーター・ヨングマン警部(スティーブン・ボイド)は、戦争中、ナチの捕虜収容所にいたユダヤ人の婚約者を見殺しにしてからたえず良心の呵責に苦しめられていた。奴隷商人トーレンスに誘拐された若い娘リーサ・ヘルド(ドロレス・ハート)を是が非でも救い出そうとロンドンまで追ったのは、彼女がアウシュビッツに収容されていたことを知ったからである。リーサを助けることは出来たが、倒されたトーレンスは誤って傷つき死んだ。パレスチナへ行きたいというリーサの念願を聞いたピーターは、それを叶えてやろうと決心する。こうして2人はイギリスからオランダ、アフリカのタンジールを経てパレスチナへ渡るまでイギリス官憲に追われる身となった。この間にピーターはいつしかリーサに心ひかれるようになる。だが、リーサは冷たい態度を示した。彼女はアウシュビッツで断種の手術を受け、人妻になる資格がないと思っていたからだ。タンジールからパレスチナへの渡航を頼んだアメリカ側のある機関は、リーサに生証人としてニュールンベルグ裁判に出ることをすすめた。だがこれを知ったピーターは、ナチに復讐するよりもパレスチナへ直行する方が得策であると説き、リーサの心にも彼に対する女らしい感情が芽ばえるのだった。結局2人は密輸船に乗りこんだ。途中、船は他の密輸船に攻撃され、リーサは射たれて重傷を負った。船がパレスチナに着くと、ピーターはユダヤの人民部隊に引き渡した。ピーターにとって、それは彼女との最後の別れであった。リーサのタンカを見送った彼は、イギリス官憲に自分の身柄を引き渡すべく船へ帰っていった。

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