エジンバラの露店で、チーズのカビを万病の薬と偽って売っていたバーク(サイモン・ペッグ)とヘア(アンディ・サーキス)は、そのインチキ商売が暴かれてしまう。稼ぎがないため、家賃収入を期待して家に帰ると、部屋の借主は死んでいた。死体の処理を言いつけられて運んでいると、ある噂を耳にする。それは、解剖学の権威であるモンロー博士が死体を独り占めしているため、ライバルのノックス博士(トム・ウィルキンソン)が6ポンドで死体を買い取るというものだった。バークとヘアは死体を樽に入れて、ノックス博士の元に持ち込む。5ポンドに値切られたものの金を手に入れた2人は、死体を売りつけることで商売をしようと目論む。しかし死体が都合よく転がっているわけもないので、2人は墓荒らしをすることに。しかし民兵隊に見つかり、あわや逮捕となりかける。続いて2人は、死体がなければ作ればいいと、武器を持って街へ繰り出す。そして襲った相手が、たまたま殺す前にショック死してしまう。味をしめた2人は再び街に出るが、そんな偶然は続くはずもなく、本当に人を手にかけてしまう。しかし、彼らの悪事もやがてばれる日がやってきて……。