202X年。強大な軍事力と経済力を誇る東アジア共和国でクーデターが発生し、軍部出身のタターガタ・キラー(声:平川大輔)を皇帝とする“帝国ゴドム”が誕生する。帝国ゴドムは、貿易商・張麗華(声:藤村歩)が提供する最新技術を利用して、次々と超ハイテク兵器を開発、近隣諸国を侵略してゆく。軍事予算を削減し続けたアメリカも国連も、巨大化した独裁国家の暴走を止めることができない。唯一、帝国ゴドムに対する抵抗運動を続けていたのが、世界中にネットワークを持つ国際的秘密結社“ヘルメス・ウィング”。そのメンバーの中に、予知能力を持つ日本人青年、獅子丸翔(声:子安武人)がいた。帝国ゴドムは、世界各地でヘルメス・ウィングに対して、激しい掃討作戦を展開。翔は、間一髪のところで謎のインド人仏教僧たちに助けられる。そして、彼らから“救世主再臨の予言”を告げられるが……。