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カルロス(2010)

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  • 平均評点

    78.6点(51人)

  • 観たひと

    84

  • 観たいひと

    20

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル アクション
製作国 フランス=ドイツ
製作年 2010
公開年月日 2012/9/1
上映時間 326分
製作会社 Films en Stock
配給 マーメイドフィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ 不明
音声 不明
上映フォーマット 不明

スタッフ

キャスト

(C) CAROLE BETHUEL / JEAN CLAUDE MOIREAU / PATRICK SWIRC / FILM EN STOCK / CANAL+

解説

革命を夢見たテロリスト、イリッチ・ラミレス・サンチェスがのしあがるために起こした多くの事件、ヒーロー視される栄光の瞬間、そして転落していく様を全3部に渡り描くアクションドラマ。オランダ、イギリス、フランス、ドイツ、シリア、イエメンなど10数ヶ国で撮影が敢行された。監督は「クリーン」「夏時間の庭」のオリヴィエ・アサイヤス。主演は「タイタンの逆襲」「チェ28歳の革命」のエドガー・ラミレス。ほか、「ボスタ! 踊る幸福の赤いバス」のロドニー・エル・ハッダード、「愛の涯 私は風になった」のアレクサンダー・シェアー、「ずっとあなたを愛してる」のオリヴィエ・クリュヴェイエらが出演。2010年カンヌ国際映画祭特別上映作品。

あらすじ

暗号名カルロスを名乗っていたベネズエラの活動家イリッチ・ラミレス・サンチェス(エドガー・ラミレス)は革命を夢見ていた。パレスチナ解放人民戦線の補佐としてジョセフ・エドワード・シーフを銃撃。日本赤軍によるオランダ・ハーグのフランス大使館銃撃の支援、西ドイツのテロ組織・革命細胞とともに起こしたオルリー空港でのイスラエルの航空機砲撃など、数々の事件を経て評判を上げていく。政情により石油輸出機構(OPEC)を味方につけ原油価格を30%値上げしたい、パレスチナ解放人民戦線と協力関係にあるイラクのサダム・フセインは、値上げ強行の妨げとなるサウジアラビアの石油相とイランの石油相を抹殺するという作戦に、カルロスを指名。1975年、カルロスは西独革命細胞やパレスチナ解放人民戦線の同士たちとオーストリア・ウィーンにあるOPEC本部を襲撃。アラブ各国の首脳たちを人質に取り、関係者を誘拐、アルジェリア、リビア、チュニジア各国で革命の支持を訴えるカルロスたちに、世界各国のマスコミが注目する。その後カルロスはシリアの庇護のもと、武器の密輸やヨーロッパでのテロ事件の黒幕として暗躍。しかし、ベルリンの壁が崩壊し、冷戦が終結した。革命家として存在していたカルロスの立場が変化。支援者を失い、カルロスはスーダンへ逃亡する。酒と女におぼれる中、各国の情報機関が彼を追い込もうとしていた……。

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