いつかの時代のどこかの国。花を摘んでいた少女、アンヌ(秋山莉奈)がこの一帯を支配する無法者集団“クレイジードッグス”に襲われる。しかし、そこへ現れた謎の美女が、圧倒的な強さでアンヌを救う。それは、特殊な強化スーツを装着した“アイアンガール”(明日花キララ)だった。アンヌは、記憶を探す旅をしているアイアンガールを、自分が住む村へ案内する。村人たちは、クレイジードッグスの報復に怯えるが、村に伝わる古文書には“鉄の救世主”が危機を救うと記されていた。村の若者たちのリーダー、ケン(城戸裕次)は、アイアンガールと対立するものの、次第にお互いを認め合うようになってゆく。やがて、伝説を信じたケンやワタル(栩原楽人)など若者たちはクレイジードッグスの襲撃に備え、アイアンガールと共に闘う決意を固める。もしや彼女こそ、伝説の救世主ではないのか……?やがて姿を現すクレイジードッグスとそのボス、クレイジー・ジョー(虎牙光揮)。だが、クレイジードッグスのメンバー、ビリー(古原靖久)は、ある秘密を抱えていた。壮絶な戦いの渦中で明らかになる真実とは……?