ビルマ建国の父・アウンサン将軍の娘として生まれ、軍事政権下のビルマで非暴力による民主化運動を主導して1991年にはノーベル平和賞を受賞するものの、長きに渡り政府による自宅軟禁生活を強いられていたアウンサンスーチーの、家族と引き裂かれた過酷な半生と信念を描く。「SAYURI」など、ハリウッドでも活躍するミシェル・ヨーが、200時間にもおよぶアウンサンスーチーの映像を入手・研究し、まさしく彼女そのものと思えるほど熱演。監督は「アデル/ファラオと復活の秘薬 」のリュック・ベッソン。本作の収益の一部は、ビルマの教育を支援するプロスペクト・ビルマ、およびアウンサンスーチーの夫が亡くなる前に立ち上げた学生支援基金マイケル・アリス記念基金に寄付される。