NASA最大の基地マーシャル宇宙センターに隣接して、スペースキャンプがある。インストラクターによっての特別カリキュラムで、少年少女に宇宙旅行のための疑似体験を目的とするNASAの施設だ。夏休み。全米より少年少女が集まり、いくつかのチームに分れてスペースキャンプ・インした。「スター・ウォーズ」狂の10歳のマックス(リーフ・フェニックス)は、いじめられつ子でロボットのジンクスと仲良し。彼のチームは、16歳の冒険に憧れる少女キャサリン(リー・トンプソン)、18歳のスポーツ少年ケヴィン(テイト・ドノヴァン)、12歳の黒人ルディ(ラリー・スコット)、17歳のブロンド娘ティッシュ(ケリー・プレストン)の面々。インストラクターはアンディ(ケート・キャプショー)で、夫のザック(トム・スケリット)はセンターに勤務するペテランだ。キャンプ生活数日後、実習でマックスらの乗ったシャトルが、突然発射された。ジンクスがマックスの宇宙への夢をかなえるため、本当に発射するようコンピュータをいじったのだ。宇宙の経験のない少年少女とアンディ。地球の周囲をまわるシャトルの空気は帰還するまでもたない。アンディは、宇宙に浮かぶステーションの酸素ボンベを、マックスの助けで手に入れたり、彼らに次々と宇宙での危機がおそってきた。それをどうにか交わし、ケガをしたアンディにかわり、彼らは力を合わせ、キャサリンの操縦とケヴィンの指揮の下、大気圏突入になんとか、成功。今シャトルは無事、夜の地球に帰還した。