18世紀、インド洋を荒らしまわっていた海賊を撃滅するために英国士官ブライアン・ホウク(エロール・フリン)は部下2人と海賊に変装して根拠地のディエゴ・スワレスに上陸した。3人は見張りに発見されロック(アンソニー・クイン)という海賊船長にスパイであることを見破られたが、居合わせた女船長スピットファイア(モーリン・オハラ)のおかげで海賊船長会議の審査をうけることになった。船長会議でもスピットファイアがかばってくれ、どうやら海賊団に加わることができた。彼がピストルを買うために銃器店に行くとそこはスピットファイアの持店で二階の彼女の室には島の要塞図があることがわかった。ロックはホウクを船の乗組員に加えて出帆しインド王の持船を襲い、莫大な財宝と美女たちを奪った。そのなかには王女パトマ姫がおり、美女達の競売が始まったときホウクは王女を救い出そうとして彼女に高値をつけたが邪推したスピットファイアに横取りされた。ホウクは要塞図を写し取って砲台の要所に爆薬を仕込み沖に待機していた英国軍艦に合図を送ったが、王女を救い出そうとして捕えられた。ホウクに好意を持つスピットファイアはひそかにホウクを逃しパトマ姫を人質にしてロックと共に英艦の追撃から逃れようとした。しかし、船内にひそんでいたホウクたちは海賊たちと戦って首領のロックを倒し降参させた。王女とスピットファイアを連れたホウクは英国艦長にスピットファイアの罪を許してもらい晴れて抱き合った。