ニューオリンズに住むジョニー(ミッキー・ローク)は、その醜い顔ゆえ“ジョニー・ハンサム”と仇名される前科者の男だった。ある晩ジョニーは親友のマイキー(スコット・ウィルソン)と共に骨董品屋で盗みを働くが、仲間に引き入れたサニー(エレン・バーキン)とラフェ(ランス・ヘンリクセン)のカップルが2人を裏切り、マイキーは射殺され、1人残されたジョニーは、駆けつけたドローンズ警部(モーガーン・フリーマン)に逮捕されてしまう。5年の刑をうけ刑務所に服役することになったジョニーは、所内で口封じのためにラフェが極秘で送り込んだ囚人達に刺され、瀕死の重体で病院に運び込まれた。整形医のレッシャー(フォレスト・ウィテカー)は、ジョニーの顔を手術することで彼を更生させようと、ジョニーも手術を受け入れた。時が流れ、新たな顔をもって社会復帰したジョニーは造船所に勤め、そこで会計事務として働いているドナ(エリザベス・マクガヴァン)という女性と生まれて初めて恋をし、新しい未来の希望に向けて歩き出すが、彼はサニーとラフェの復讐を忘れることはなかった。造船所の金庫を襲うことで2人に近づいたジョニーではあったが、やがて不審を抱いたサニーによって正体が明らかになり、逆に彼が窮地に陥ることになってしまう。そしてドナを人質にとられ、怒りに燃えるジョニーは、自分の命を賭けて復讐を果たし、ドナを無事救出した後、命絶えるのだった。