製紙会社に勤めるサム(ニコラス・ダゴスト)は、同僚や上司とともにチャーター・バスに乗り、研修旅行に向かう。バスが巨大吊り橋に差しかかったとき、強風が橋を揺らし、工事中でもろくなっている橋桁にひびが入る。橋は崩落し、見習社員のキャンディス(エレン・ロー)は川に落ちて、通りかかった帆船のマストに串刺しにされる……。サムが我に帰ると、すべてサムが見たヴィジョンだった。しかし、巨大吊り橋は実際に崩落し始める。サムがいち早く危険を告げたお陰で、8人の社員が生き残る。サムはFBIから疑われるが、何が起こったか説明することができない。サムは犠牲者の追悼式で、怪しげな男(トニー・トッド)から警告される。数日後、キャンディスが体操競技中に事故死する。そしてアイザック(P・J・バーン)、オリヴィア(ジャクリーン・マッキネス・ウッド)と続く。ヴィジョンでの順番通りだと気づいたサムは、恐れ慄く。彼らの前に再び謎の男が現われ、誰かが自分の代わりに死ねば、その人の余命を受け継ぐことができると告げる。そのルール通り、工場で社員を誤って事故死させたネイサン(アーレン・エスカーペタ)が死を免れる。順番が次に迫ったピーター(マイルズ・フィッシャー)は、恋人のキャンディスを失ってから精神のバランスを崩していた。サムのヴィジョンで、サムの恋人モリー(エマ・ベル)だけが生き残ると聞いたピーターは彼女の命を狙い、サムとモリーの前に現れる。果たして、死の運命から逃れられる者はいるのか?