如月(武田梨奈)、初花月(小野村麻郁)、殷春(藤澤志帆)、弥生(琴乃)の4人は頭から麻袋を被せられ、縄で繋がれて、水も飲まずに不眠不休で森を歩かされている。彼女たちを連行している伊賀の忍者・霜月(虎牙光揮)と氷月(三元雅芸)は、敵対する甲賀の集落から女を拉致し、自分たちの村に連れ帰って慰み者にする任務を負っている女衒忍者だった。お調子者ですぐ女たちに手を出そうとする氷月と、黙々と任務を遂行し、素手で刀を受け止める霜月。拉致の目的も明かされないまま連行される女たちは抵抗を試みるも、この2人にはまったく歯が立たない。そんなとき突然、正体不明の男・神無(佐藤雄一)が現われる。神無が女たちをつなぐ縄を解き放つと、彼女たちは散り散りに逃げ惑う。霜月、氷月は彼女たちを追い、神無がそれを追う。氷月が、まるでゲームを楽しむかのように殷春を追い詰める。氷月が殷春を毒牙にかけようとした瞬間、如月が疾風のごとくその場に現れる。氷月を倒した如月は、超人的な肉体を持つKUNOICHIだった。彼女は、この悪習の裏に潜む真実を暴こうとしていた。神無の目的とは? 如月の真の敵は一体誰なのか? 如月の壮絶な戦いが始まる。