鳴かず飛ばずのカナダのインディーズバンド“ウィナーズ”。マンネリ化したいつものライブ後、ベース担当のジェニファー(ジェシカ・パレ)はとうとうバンドに愛想を尽かし、薄気味悪い男と一緒に消えてしまう。ところが翌日、姿を現した彼女はまるで別人のように様子が変貌。目の色や外見だけでなく、メンバーも驚くほどの演奏力や魔力的なカリスマ性を備えていた。実は、ジェニファーは一晩でヴァンパイアになっていたのだった。メンバーは困惑するものの、彼女が放つ妖艶な魅力でバンドは人気急上昇。カナダを越えてアメリカツアーも大成功を収める。だが、もっとBIGになるためには自分たちもヴァンパイアになるしかないと、他のメンバーも次々にヴァンパイアへとなっていく。そんな中、ヴァンパイア・ハンターのヴァン・ヘルシング(マルコム・マクダウェル)が、彼らを追いかけていた……。