来海えりか(声:水沢史絵)の母親が経営するファッションショップ・フェアリードロップが、パリへ進出。そのお披露目ファッションショーに、花咲つぼみ(水樹奈々)、えりか、明堂院いつき(桑島法子)がモデルとして参加することになった。えりかの姉で現役モデルのももか、かつてキュアムーンライトだった月影ゆり(久川綾)、そしてシプレ(川田妙子)&コフレ(くまいもとこ)&ポプリ(菊地こころ)も一緒にパリに到着。早速、オシャレな街を散策するつぼみたちだったが、なぜかそこには警官がいっぱい。フランスでは近頃、満月の夜に狼男が出るというウワサが流れていた。そんな中、おばあちゃんの言葉を思い出し、パリにあるたくさんの花を探すつぼみの前に、狼男ならぬ傷だらけの少年、オリヴィエが空から降ってきた。つぼみたちは倒れたオリヴィアをホテルへ連れて帰り看病するが、意識の戻ったオリヴィアは窓から逃げ出してしまう。慌てて後を追うつぼみたちの前に、今度はデザトリアンが出現。つぼみ、えりか、いつきは早速、キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャインに変身するが、実はそのデザトリアンはオリヴィエだった。彼を操ろうとしていたのは400年前、砂漠の使徒が地球に初めて送り込んだ男で、初代プリキュアによってモンサンミシェルに封印されたサラマンダー男爵だった。男爵はオリヴィエを狼男に変えて世界を破滅させようとしていたのだ。ブロッサム、マリン、サンシャイン、そしてキュアムーンライトというプリキュアチームは、力を合わせて、かつてない最強の敵に立ち向かうことを決意する……。