映画監督のふるさわ(古澤健)は、愛をテーマにした自主映画の制作を始める。ふるさわと翔太(川上洋一郎)ら数名のスタッフは、以前撮影中にすれ違った美女(藤代さや)を映画に起用しようとする。ゆかりは、様々な男たちとの関わりをビデオカメラで記録していた。彼女が持ってきた大量のVHSを観るため、ふるさわは翔太の家に上がりこむ。ふるさわと翔太がVHSを観ていると、その中にふるさわの知人の姿を見つける。ふるさわたちは、その知人を問い詰める。しかし彼は、ゆかりに関する記憶をすべて失っていた。ゆかりとセックスをした男は、皆ゆかりに関する記憶を失っていた。ゆかりを愛するようになっていた翔太は、その想いをゆかりにぶつける。2人は、恐る恐るセックスをする。翌朝、ゆかりが不安で翔太を覗き込むと、翔太は微笑む。ふるさわは2人の付き合いに不満を持ち、ゆかりと関係を持った男たちを研究する。その内ふるさわは、ゆかりが宇宙人ではないかと思うようになる。ふるさわはゆかりを訪ね、隙をみてゆかりの体を傷つける。ゆかりは腕から青い液体を流し、逃亡する。その日から、ゆかりはふるさわたちの前から姿を消す。落ち込む翔太のもとに、1本のテープが届く。そのなかでゆかりは自らの正体を明かし、翔太への別れを告げていた。翔太は周囲の制止を振り切り、ゆかりを追う。