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月あかりの下で ある定時制高校の記憶

  • つきあかりのしたであるていじせいこうこうのきおく
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  • 平均評点

    75.3点(4人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/8/21
上映時間 115分
製作会社 グループ現代
配給 グループ現代
レイティング 一般映画
アスペクト比 4:3
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ ビデオ 他
音声 不明
上映フォーマット DVCAM

スタッフ

演出太田直子 
プロデューサー田野稔 
撮影太田直子 
家塚信 
大野夏郎 
録音高木創 
編集太田直子 

キャスト

ナレーション太田直子 

解説

様々な理由から全日制高校を諦め、定時制高校に通う若者たち。事情を抱えた彼らの入学から卒業までを追ったドキュメンタリー。時代の流れによって縮小傾向にある定時制高校が、行き場を失った若者たちの受け皿となっている実態を捉える。監督は、元高校非常勤講師で定時制高校のテレビドキュメンタリーを制作した太田直子。

あらすじ

舞台は1学年1クラス、全校生徒120人足らずの埼玉県立浦和商業高校定時制のあるクラス。かつて学校で夢をつぶされた若者たちが、再びその夢を語ることができた場所。それはやはり学校だった。夜間定時制高校は、様々な理由で全日制高校に進めない青少年に対し、高校教育を受ける機会を与えるために設置された課程。近年では、急速に進む少子高齢化など、様々な社会環境や産業構造の変化により縮小傾向にある。だがそこは今、働く若者たちの学びの場であり、小、中学校で不登校、高校を中退した若者たちの再出発の場となっていた。派手なメイクで装って教師に暴言を吐く生徒、家庭内暴力が原因で登校できなくなった生徒。ある生徒は明るい笑顔が魅力だったが、実は自傷行為を繰り返していた。家庭や社会の歪みに傷ついたやわらかな心。そんな若者たちが、大家族のような学校の中で悩み、ぶつかり、支えあって過ごした日々と、その先に見えた希望。2002年の入学から卒業までの4年間、そしてその後へ。生徒一人ひとりに寄り添った貴重な映像。人の絆が人を育てる。今を悩み、懸命に生きるすべての人に……。

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