大学時代にバンド仲間として過ごしたジホン(シン・ソンウ)とユリ(イェ・ジウォン)の結婚式が行われる日、2人のバンド仲間である旧友たちが郊外の教会に集まってくる。そんな日に、ジホンは前妻から幼い息子ジェウォンを預けられる。式の後、バンド仲間が一緒に休暇を過ごすため、ジホンとユリが経営するペンションに集まる。エレキギター担当で現在は独身の大学教授ヒョンウ、ドラム担当で妻がアナウンサーの弁護士ソンホ、ベース担当でプロデューサーのキョンホ、ボーカル担当のジホンの男性4人と、一回り年下の男と交際中の実業家ソンジュ、主婦のミンヒ、ユリの女性コーラス3人が集まったが、キーボード担当のジョンヒは現れなかった。その夜、ミレ(コ・アソン)と名乗る15歳の少女がペンションを訪れる。ミレはジョンヒがシングルマザーとして産み育てた娘で、ジョンヒは交通事故で亡くなっていた。父親は死んだと聞かされていたが、ジョンヒの死後、父親宛てに書いた手紙を見つけたことから、父親を探しにやってきたのだ。大学時代、ジョンヒと付き合っていたソンホが真っ先に疑われるが、ヒョンウとキョンホもジョンヒと関係があったことがわかり、父親探しは翌日に持ち越される。翌朝、一同はなかなか日常から抜け出せないでいた。そこでジホンは、ライブハウスを借りて演奏することを持ち掛ける。演奏するうちに昔のことを思い出した彼らは、ジョンヒの話を始める。ソンホに好印象を持っていたミレは、密かにソンホが父親であることを願っていた。