1987年、コネチカット州北部の町サジントン。サラ(バージニア・マドセン)とピーター(マーティン・ドノバン)のキャンベル夫妻は、息子マット(カイル・ガルナー)のガン治療のために、メリデン・アベニューの長い間誰も住んでいなかった家に引っ越してくる。一見、魅力的なビクトリア朝式の造りの家。だが入居して間もなく、彼らはその家の不気味な過去を知る。家の裏にある小さな墓地、地下室には死体防腐処理設備。そして、不気味な死体の写真で一杯の引き出し。そこは、1920年代に信じ難い活動が行われていた葬儀場だったのだ。だがそれだけではなかった。当時の家主の息子ジョナは透視能力を持ち、悪魔の使いのような役割を果たして、死者にこの世への門を開いていたというのだ。その事実が判明したのとほぼ同時に、一家は常識では説明できない超常現象を体験し始める。奇妙な物音や気温の変化、正体不明の人物の出現……。精神的にも肉体的にも追い詰められていく一家。そしてついに、死者と通じていたジョナがキャンベル一家の前に出現。サラはポペスク牧師(イライアス・コーティアス)の助けを借りて、この危機に立ち向かおうとする。だが、ジョナは地獄のような恐怖をもたらし、一家に想像を絶する戦慄が襲い掛かる……。