2010年に治安の悪い街を隔離するようになったパリで、無法地帯となったバンリュー13地区。2013年になった今も、ギャングたちの巣窟として様々な人種が入り乱れ、犯罪が多発していた。ある晩、バンリュー13地区で警官が射殺される。その事件を機に、政府による地区の一掃計画が持ち上がる。しかし、ここで生まれ育ち、地区の治安を守るために孤独な戦いを続けていたレイト(ダヴィッド・ヘル)は、その計画の裏に政府の陰謀を嗅ぎつける。3年前、ギャングを相手に共に戦った潜入捜査官のダミアン(シリル・ラファエリ)は、麻薬所持の濡れ衣を着せられ、投獄されていた。レイトは再びタッグを組み巨悪に立ち向かうため、ダミアンを脱獄させようとする。