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  • 平均評点

    69.7点(18人)

  • 観たひと

    38

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 フランス
製作年 2008
公開年月日 2009/8/8
上映時間 112分
製作会社
配給 アップリンク
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

“学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする”という前例のない試みに挑戦した南フランス、バルジャック村の一年を描いたドキュメンタリー。監督はジャン=ポール・ジョー。音楽はガブリエル・ヤレド。

あらすじ

“学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする”という提案をしたショーレ村長に対し、当初、村の大人たちは「オーガニックは値段が高いのに、村の財政でまかなえるのか」と戸惑ったが、オーガニック給食や学 校菜園での野菜作りを通して自然の味を覚えた子供たちに巻き込まれ、小さな村は少しずつ変化していく。この映画の冒頭、ユネスコ会議での「あなたの周りに、がんや糖尿病にかかった人はいますか?」という健康科学研究者の問いかけに、出席者のほとんどが挙手をした様子が映し出されている。ヨーロッパでは、癌や糖尿病などの生活習慣病の70%は食習慣を含む、環境に原因があると言われており、しかも地球の温暖化、環境破壊にも農業のあり方と食生活が密接に関係している。この映画は、有機栽培農家と一般農家との対話や、家族を癌で失った主 婦の体験を通して、私たちでもできる新しい生活を見せてくれる。本作の監督ジャン=ポール・ジョーは「環境問題を考えたとき世界を変えていくには、子供たちと母親、そして未来の母親である女性の存在が大きいと思います。この作品を作るにあたって私 は最後に希望を必ず残したかったのです。今すぐに行動すれば希望は失われないという希望です。ドストエフスキーはこういいました“美こそ世界を救う”と。 この作品は自然の美しさへのオマージュです。そして自然の美しさを守る事こそが子供たちの未来を守る事だと私は信じているのです」と語っている。

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