センスはあるものの、ドライビングの基礎ができていない走り屋のカズキ(永田彬)。それが原因で、バトルで充分な力を発揮できないでいた。そんな彼の才能を見抜き、手を差し述べたのは、最速の称号“ZERO”を持つ祐一(庄司智春)。ZEROの称号を狙うカズキは、祐一の手ほどきでみるみる内に上達していく。だがある日、最強の刺客、甲斐(永井浩介)とのバトル中、祐一が事故に遭ってしまう。それを目撃したカズキの脳裏には、亡くなった兄の最期の姿が蘇ってくる。恐怖にとらわれるカズキ。だが彼はそのトラウマを乗り越え、いがみ合っていた祐一の相棒でエンジニアのマサ(中川真吾)と手を組む。カズキは“ZERO”奪還に向けて再び走り出す。