キャル(ラッセル・クロウ)はワシントン・グローブ紙のベテラン記者。ある日、1人の女性の死亡記事が紙面に掲載される。その被害者女性と将来有望な国会議員コリンズ(ベン・アフレック)のスキャンダルを追っていたワシントン・グローブは、前夜に起こった別の殺人事件との奇妙な関連に気づく。豪腕の女編集長キャメロン(ヘレン・ミレン)の指示で、渦中のコリンズに接触するキャル。旧友であり取材対象でもあるコリンズとのやりとりをきっかけに、彼は相棒のデラ(レイチェル・マクアダムス)とともに、警察の捜査とは別に独自の調査を開始。持ち前の知恵と行動力を駆使して、次第に事件の裏側に迫っていく。ライバル紙のスッパ抜き、クールな上司のプレッシャー、警察との腹の探り合い。困難な状況を乗り越え、ベテランならではの鋭い嗅覚で真相に迫るキャルだが、そこに待ち受けていたのは、想像を絶するアメリカ最大の闇。やがて、自ら紙面で国家権力に挑戦状を叩きつけることになったワシントン・グローブの記者たちに危機が訪れる。迫りくる暗殺の恐怖、幾多の社会的圧力。はたして彼らは、真実を暴くことができるのか……?