39歳の小学校教師エイプリル・エプナー（ヘレン・ハント）は年下の同僚ベン（マシュー・ブロデリック）と結婚10ヶ月目に突入した。しかしベンは突然別れを告げ、学校も辞めてしまう。さらに養母が亡くなり、エイプリルは落ち込む。そこに突然、地元のテレビ局でトーク番組を持つハイテンションなバーニス（ベット・ミドラー）が実母を名乗り出て、スティーブ・マックイーンとの一夜で彼女を授かったと語る。エイプリルは、生徒の父親で、妻に去られた作家のフランク（コリン・ファース）と悩みを打ち明け合い、親しくなる。フランクは彼女の誕生日から、マックイーンが父親の可能性がないことを見つける。それを聞いたエイプリルはバーニスに怒りの電話をかけるが、DNA鑑定で彼女が実母であることが判明する。エイプリルはバーニスの願いを受け入れ、フランクと一緒に彼女のチャリティパーティに出かける。その夜、エイプリルがフランクの家に泊っていると、彼の娘ルビーが急病にかかる。エイプリルは病院に付き添い、子供たちとの距離を縮めるが、ベンの子供を妊娠していることが発覚する。フランクを愛していたが、出産適齢期ギリギリの彼女は産む決意をする。エイプリルはベンを訪れ、検診に付き添ってほしいと頼む。一方フランクには正直な思いを告白する。フランクは混乱するが、彼女を受け入れる。3人で訪れた検診で経過は順調と聞き、エイプリルは幸せを噛みしめるが、勢いでベンと寝てしまう。自責の念にかられバーニスを頼ってテレビ局に行くと、スタッフから録画テープを見せられる。番組の中で彼女は、子供と過ごした1年間は最悪だったと語っていた。フランクは彼女の浮気に気づき、別れを告げる。エイプリルは妊娠10週目の検診にベンと義弟を連れていくが流産していた。バーニスは許しを請うため、毎週金曜日にエイプリルの家の外にいた。しかしエイプリルは、気持ちの整理をつけられない。すると弟が、気を晴らすため何か買ってもらえばと提案する。