新宿・歌舞伎町のホストクラブ“誠”で働くホストの健二(鎌苅健太)、進(河合龍之介)、達也(宮野真守)、優(兼崎健太郎)。電飾で飾られ、大勢の女性客で賑わう店内は、ドンペリの一気飲みなど、夢のような世界が繰り広げられていた。ステージでは、雇われ歌手のダイゾー(DAIZO)がバラードを歌っている。ある日、そんな店にヤクザが怒鳴り込んでくる。“誠”の社長が、ヤクザの組長のカネに手を付けていたのがバレたのだ。しかし直前に情報を入手していた社長は、こっそり逃げ出していた。突然の乱入に店内は混乱し、客もホストも逃げ惑う。そんな中、客に酒を飲まされすぎてトイレにこもっていた健二と、そこに逃げ込んできた達也、優がヤクザに捕まってしまう。3人は強引に3000万円の借用書に拇印を押され、社長が盗んだカネを肩代わりさせられる。朝、忘れ物を取りに進が戻ってくる。しかし、ピンチにおちいった3人には冷たい態度を取る。進にキレて向かっていこうとする達也を、健二と優が必死に止める。達也から逃げるように進が店を飛び出すと、店先で赤ちゃんを抱いたフィリピン人女性とぶつかる。女性はタガログ語で進に何かを言うと赤ちゃんを手渡し、すごい勢いで走り去っていく。これをきっかけに、4人は歌舞伎町で保育園を始める。