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ラースと、その彼女

  • らーすとそのかのじょ
  • Lars and the Real Girl
  • LARS AND THE REAL GIRL

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  • 平均評点

    75.2点(375人)

  • 観たひと

    627

  • 観たいひと

    90

  • レビューの数

    47

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2007
公開年月日 2008/12/20
上映時間 106分
製作会社
配給 ショウゲート
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

過去のトラウマが元で人との関わりを避けて暮らす青年が、等身大の人形を恋人にしたことから、失われていた街の人々の間の交流を蘇らせてゆく様をファンタジックに描く。主演は「きみに読む物語」のライアン・ゴズリング。本作でゴールデングローブ賞男優賞にノミネートされた。第80回アカデミー賞脚本賞にもノミネートされた。

あらすじ

アメリカ中西部の小さな田舎町。ラース・リンドストロム(ライアン・ゴズリング)は、人々から“ミスター・サンシャイン”と呼ばれる心優しい青年。彼は兄のガス(ポール・シュナイダー)と義姉カリン(エミリー・モーティマー)の家の敷地に一人で暮らしていた。幼い頃のトラウマから、人とのかかわりを避けるようになった彼の社交といえば、週一回の教会への参列と会社での同僚とのおしゃべりぐらい。そんなある日、ラースが“彼女を家に招待した”と兄夫婦のもとを訪れる。内気な弟に恋人ができた、と喜んだのも束の間、現れたのはインターネットで購入した等身大人形。しかし、ラースはその人形を“ビアンカ”と呼び、“彼女”の生い立ちや性格を楽しそうに説明する。弟が完全に正気を失ったと唖然とするガス。カリンはどうしたものかと、医師のダグマー・バーマン(パトリシア・クラークソン)に相談を持ちかける。だが、ダグマーは“周りの人間がラースの世界を受け入れてあげることが、問題の解決になるかもしれない”と助言。ガスとカリンはラースのために、街の人々にビアンカを受け入れるよう理解を求める。戸惑いを見せながらもビアンカの存在を認めていく住人たち。そして、ビアンカがボランティアなど町の行事に参加するようになるにつれ、いつしか人々の間に失われていた町民同士の交流が蘇ってくる。それは、ラースの行動にも影響を与えた。ビアンカが町に溶け込んでいくにつれ、苛立ちを見せるようになってきたのだ。次第にギクシャクしていく二人の関係。だが、その本当の原因は、ラースが仕事仲間のマーゴ(ケリ・ガーナー)に対して愛情を抱き始めたことにあった。そして、ラース自身がそのことに気付いたとき、ビアンカが病に倒れてしまう……。

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