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変態“ピ”エロ

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  • 平均評点

    51.1点(7人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 2007
公開年月日 2008/11/29
上映時間 115分
製作会社 レ・フィルム・ドゥ・レキン
配給 キングレコード=iae
レイティング
アスペクト比 その他
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ
音声 ドルビー
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

鬱々とした私生活を送るエンターテイナーが仕組んだ密室誘拐監禁劇を、現実と虚構を織り交ぜた映像で描く。監督は、新鋭・ブルーノ・メルル。出演は、TVシリーズ『Morning Live』のミカエル・ユン、「潜水服は蝶の夢を見る」のパトリック・シェネ。2007年カンヌ国際映画祭批評家週間オープニング作品。

あらすじ

テレビ局の公開番組の収録前に、スタジオに集まった観客を盛り上げるエンターテイナーである“ピ”ことピエール・フォレ(ミカエル・ユン)。彼は、仕事上は病的なまでにハイテンションなパフォーマンスを繰り広げていたが、私生活では極度の不眠症に悩まされ、鬱々とした日々をすごしていた。しばらく無断欠勤をしていたピエールは髪を剃り上げ、不気味なスキンヘッド姿になる。そして、幼いころから崇拝していた国民的歌手のクロヴィス・コスタ(パトリック・シェネ)を誘拐・監禁する。外界と隔絶された暗い密室の中で、ピエールとクロヴィスの駆け引きとも語らいともつかないやり取りが続く。ピエールの動機や目的は明かされず、そもそも、ピエールが捕らえた男は、本当にクロヴィスなのかもわからない。一方で、謎の怪力男が突然現れてピエールを殺し、ピエールが死ぬと、遊泳する魚の群れが現れる。しかしピエールは、殺されても蘇る。そうして不死身のピエールが蘇ると、怪力男も幾度となく現れ、同じ光景が繰り返される。ベッドには白ばんだ男の硬直死体が横たわっている。アパルトマンは警察・機動隊に包囲され、電話の向こうからは大統領の声がする。動きが一拍遅いドッペルゲンガーや、太陽が燦々と輝く青天のしたで微笑む少女も現れる。そしてピエールは終始、姿を見せない男たちに話しかけ続ける。こうして脈絡のない事象が立ち現れては、時間ばかりが過ぎていく。

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2008年12月下旬号

評論家発映画批評:「変態“ピ”エロ」