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女工哀歌(エレジー)

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  • 平均評点

    74.6点(13人)

  • 観たひと

    20

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2005
公開年月日 2008/9/27
上映時間 88分
製作会社
配給 エスパース・サロウ
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

日本人にとって身近な衣服であるジーンズの生産過程を追って、世界の衣料品の大半を生産している中国の工場に密着したドキュメンタリー。圧倒的なコスト削減と技術力の向上により、今や“世界の工場”となった中国。その裏側を探るため、工場で働く10代の少女たちの日常生活に迫る。度々問題視されてきた少女たちの過酷な労働条件、またそれを知りつつ低コストで仕事を受注する工場長、視察に訪れる多国籍企業の面々…。国や時代は変わっても、同じ構造をたどって発展する資本主義経済。しかし本作は急速なグローバル化への疑問と同時に、過酷な生活の中にも夢や希望を見出す個性ある少女たちをも見事に捉えている。監督はグローバリゼーションをテーマにドキュメンタリーを撮っているミカ・X・ペレド。本作の主人公は一人の少女ジャスミン・リー。四川省で家族と一緒に暮らしていた彼女は家計を支えるため16歳になると同時に都会へ出稼ぎに行くことになる。欧米諸国や日本へ輸出するジーンズを作っている工場だ。そこは中国資本主義発展における最前線であり、都市生活者が引き受けないような最低の賃金で安全も法的な保護もない状態におかれている。本作はジャスミンと同僚の女工たちや、また経営者の日常を追うことで、私たちが何気なくはいているジーンズができるまでに関わる多くの人々の生活を描いている。

あらすじ

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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