男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

シネマ歌舞伎 人情噺 文七元結

  • しねまかぶきにんじょうばなしぶんしちもっとい
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    80.2点(34人)

  • 観たひと

    51

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル 文芸
製作国 日本
製作年 2008
公開年月日 2008/10/18
上映時間 87分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット HD

スタッフ

監督山田洋次 
榎戸賢治 
製作荒牧大四郎 
プロデューサー土田真樹 
撮影監督近森眞史 
撮影佐光朗 
高橋聡 
岡雅一 
松島孝助 
高橋久則 
沖村志宏 
宝性良成 
口演三遊亭円朝 
5.1chミックス清水和法 
編集石島一秀 
田中敦彦 
色彩設計/色指定石原泰隆 
演出助手小笠原依代 
阿部勉 
舞台製作安孫子正 
岡崎哲也 
山根成之 
橋本芳孝 
補綴山田洋次 

キャスト

出演中村勘三郎 左官長兵衛
中村扇雀 女房お兼
中村勘太郎 和泉屋手代文七
中村芝のぶ 長兵衛娘お久
片岡亀蔵 鳶頭伊兵衛
坂東彌十郎 和泉屋清兵衛
中村芝翫 角海老女房お駒

解説

「母べえ」の山田洋次監督が初めて歌舞伎の台本改訂と演出を手掛け、2007年10月に新橋演舞場で上演された舞台を映像化。撮影は最新のHDキャメラ8台を駆使して行なわれた。博打好きで情に厚い主人公を「やじきた道中 てれすこ」の中村勘三郎が演じ、そのほか、中村扇雀、中村勘太郎、中村芝のぶなどが出演している。

あらすじ

本所割下水に住む左官の長兵衛(中村勘三郎)は人柄もよく、腕の立つ職人なのだが、大の博打好きで、女房のお兼(中村扇雀)とはいつも喧嘩ばかり。そんな状況を見かねた娘のお久(中村芝のぶ)は、両親のために吉原に身を売る決心をする。事情を察した吉原の妓楼・角海老の女房お駒(中村芝翫)は、長兵衛を呼び出し、お久のためにも心根を入れ替えて仕事に精を出すよう諭した上で、五十両の金を貸し与える。孝行娘の想いにすっかり目が覚めた長兵衛は、大金を懐に家路に着くが、その途中、大川橋で、店の売掛金を無くした申し訳なさから、身投げをしようとしている若い男・和泉屋手代文七(中村勘太郎)を見かける。この窮状を気の毒に思った長兵衛、江戸っ子の義侠心から借りたばかりの五十両をそっくり恵んでしまう。話を聞いたお兼は、それは嘘で本当はまた博打ですったのだろうと納得せず、夫婦喧嘩で夜を明かしたところへ、和泉屋の主人が文七を連れて長兵衛を訪ねてくる。見ず知らずの若者に身を切られる思いの金を渡すご気性、ぜひ親戚づきあいをいただきたい、ついては身祝いにと声をかけると、現れたのは身請けされたお久。のちに文七とお久が結ばれ、文七元結の店を開いて末永く繁盛したという。

関連するキネマ旬報の記事

2008年12月下旬号

評論家発映画批評:「人情噺文七元結」

2008年11月下旬号

評論家発映画批評:「人情噺文七元結」

2008年10月下旬号

特集 シネマ歌舞伎「人情噺文七元結」:山田洋次監督×中村勘三郎

特集 シネマ歌舞伎「人情噺文七元結」:作品評

2008年8月下旬号

HOT SHOTS:「人情噺 文七元結」会見