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ベティの小さな秘密

  • べてぃのちいさなひみつ
  • Je M'Appelle Elisabeth=Call Me Elisabeth
  • CALL ME ELISABETH

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  • 平均評点

    71.4点(35人)

  • 観たひと

    54

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 2006
公開年月日 2008/9/20
上映時間 90分
製作会社 フランス3シネマ=ローヌ・アルプス・シネマ
配給 ヘキサゴン・ピクチャーズ=アステア
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

孤独な10歳の女の子が、恋した青年と犬を守るために奮闘する成長物語。監督は「デルフィーヌの場合」のジャン=ピエール・アメリス。出演は「ぼくを葬る」のアルバ=ガイア、「ふたりの5つの分かれ路」のステファヌ・フレイス、「ぼくセザール10歳半 1m39cm」のマリア・ド・メデイルシュほか。

あらすじ

10歳の女の子ベティ(アルバ=ガイア)。父親(ステファヌ・フレイス)が院長を務める精神病院の隣りにある、大きな屋敷に住んでいる。姉は寄宿制の学校に入学し、家では父親と母親(マリア・ド・メデイルシュ)が口げんかをしている。そんな彼女にとって、犬のナッツが唯一のなぐさみとなっていた。しかしナッツは檻に囚われており、そこの管理人は、今週中に父親を連れてナッツを迎えに来なければ安楽死させると言う。火曜日の朝、父親が不安そうなためベティがその理由を尋ねると、昨晩病院から患者が逃げ出したという。庭の自転車小屋に行くと、木陰に若い男の人(パンジャマン・ラモン)が隠れ、震えていた。ベティはとっさに小屋に彼をかくまい、世話を焼く。その夜、父親と母親の口論を聞く中で、母親に恋人がいることに気付くベティ。彼女は小屋へ行き、青年に不安な気持ちを打ち明ける。彼は無口で名前も教えてくれないが、ベティは彼といると心が安らいだ。翌日、母親はいなくなっていた。父親にナッツを引き取りたいと頼んでも、いい返事は返ってこない。父親から逃げた患者の名前がイヴォンであることを聞き出したベティは、人目を盗んでイヴォンに食べ物や服を持っていく。木曜日、父親から、明日小屋の中の物をすべて処分すると聞いたベティは、イヴォンを逃がす決意をする。マルセイユまでの行き方をイヴォンに教え、別れ際、ベティは自分の髪留めを思い出にと渡す。金曜日、転校生の冗談を真に受けたとクラスの皆にからかわれ、ベティは泣きながら帰宅。誰もいない小屋の前で考え事をするベティ。ナッツの安楽死の期限は明日に迫っていた。絶望したベティが手首を切ろうとしたとき、外にはイヴォンがいた。家を出る決意をしたベティは、イヴォンと一緒にナッツを救出し、森で一晩を過ごす。翌朝、ベティはイヴォンとナッツと一緒に無人の屋敷に向かうが……。

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2008年9月下旬号

インタビュー:ジャン=ピエール・アメリス監督 「ベティの小さな秘密」