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敵こそ、我が友 戦犯クラウス・バルビーの3つの人生

  • てきこそわがともせんぱんくらうすばるびーのみっつのじんせい
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  • 平均評点

    69.6点(19人)

  • 観たひと

    35

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 2007
公開年月日 2008/7/26
上映時間 90分
製作会社
配給 バップ=ロングライド
レイティング
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/ドルビーSR
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督ケヴィン・マクドナルド 
共同製作ブライム・チュウア 
ヴァンサン・マラヴァル 
プロデューサーリタ・ダゲール 
音楽アレックス・ヘフェス 
録音イヴ・コムリオー 
イヴ・ルヴェック 
ステファンヌ・ビュシェール 
音響編集ジャン・マレ 
照明ジャン=リュック・ペレアール 
映像編集ニコラ・ショードゥルジュ 
編集ジャン=ピエール・ラフォルス 
ポストプロダクションマネージャークリスティーナ・クラサリス 
プロダクションマネージャーシルヴィー・バラン 
助監督デルフィーヌ・ジョドー 
字幕寺尾次郎 
文献調査カミーユ・メナジェール 
インタビュー収録者ニール・アシャーソン 
ウーテ・メスナー 
クラウス・バルビー 
イザベル・ヒルトン 
セルジュ・クラルスフェルト 
グスタボ・サンチェス 
アルバロ・デ・カストロ 
ラディスラス・デ・オヨス 
シモーヌ・ラグランジュ 
ジャック・ヴェルジェス 
アンドレ・セルディニ 
マルセル・ストゥルゼ 
アルフレッド・ニュートン 
アレクサンドル・アロンブレネール 
レイモン・オブラック 
ルネ・アルディ 
ゴットリープ・フックス 
ロバート・パクストン 
アンドレ・マルロー 
ロバート・テイラー 
アール・ブラウニング 
クリストファー・シンプソン 
エリザベス・ホルツマン 
カイ・ヘルマン 
アラン・ライアン 
エアハート・ダブリングハウス 
パトリシア・マクシェリー 
ジョン・ロフタス 
ピーター・マクファーレン 
カルロス・ソリア 
ミルナ・ムリーリョ 
ヨアヒム・フィーベルコルン 
ミリアード上級曹長 
ヨハネス・シュナイダー=メルク 
ベアーテ・クラルスフェルト 
ルイス・アサルディウス将軍 
ヨランダ・カルデロン 
ギド・ベナビデス 
ルシオ・アネス将軍 
カルロス・カマチョ・ロメロ 
ルイス・アルセ=ゴメス 
ロベール・バダンテール 
マルグリット・ムーラン 

キャスト

ナレーションアンドレ・デュソリエ 

解説

元ナチスで、アメリカ陸軍情報部のスパイ活動を経て南米に渡り、チェ・ゲバラ殺害にも関与していたクラウス・バルビーの人生を通して、戦後史の裏側を描くドキュメンタリー。監督は「ラストキング・オブ・スコットランド」のケヴィン・マクドナルド。トロント国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭正式出品作品。1913年10月25日ドイツに生まれたクラウス・バルビーは、1987年にフランスで“人道に対する罪”で終身刑を宣告されるまでに“3つの人生”を生きた。1つ目は、“リヨンの虐殺者”と言われたゲシュタポとしての人生。彼は22歳でナチス親衛隊に入隊。そして1942年11月リヨンで、政治犯を取り締まる親衛隊保安部第4課、いわゆるゲシュタポの責任者となる。1943年6月21日、全国抵抗評議会の創設者であるジャン・ムーランを逮捕。1944年の晩夏、リヨンからドイツに逃亡し、家族と合流する。2つ目は、アメリカ陸軍情報部(CIC)のスパイ活動を行うエージェントとしての人生。1947年、バルビーはCICに入隊し、反共産運動専門の工作員としてアメリカの庇護を受ける。しかし1948年に、フランス警察から事情聴取を受ける。その後もフランスはCICへバルビーの身柄の受け渡しを要求する。そのため、CICはバルビーを南米に亡命させる。そのとき重要な役割を果たしたのは、バチカン右派でクロアチアの戦犯でもあるドラガノヴィッチ神父だった。1951年3月、バルビーと家族は、北イタリア・ジェノヴァからボリビアに向けて出発した。そしてボリビアに到着したバルビーは、“クラウス・アルトマン”と名乗り、3つ目の人生を生きる。彼は製材所を営みながら、ボリビアの有力者と密接な関係にある在ボリビア元ドイツ人将校たちと交流を持つ。そして武器の輸出入に手を染め、ゲリラ封じの方法を伝授して、軍事政権の誕生を陰で支えた。1967年、政府軍の襲撃を受け処刑されたチェ・ゲバラの暗殺計画も、彼によるものである。

あらすじ

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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