子供のころから宇宙飛行士を夢見ていたチャーリー・ファーマー(ビリー・ボブ・ソーントン)は航空宇宙工学の修士を獲得し、空軍にパイロットとして入隊した。そしてNASAの宇宙飛行士訓練プログラムに参加するが、父親の急死で実家の農場を継ぐことになる。しかし帰郷して10年、彼はロケットを自作して農場から宇宙へ行こうとしていた。妻オーディ(ヴァージニア・マドセン)や15歳の息子シェパード(マックス・シエリオット)、2人の娘サンシャイン(ローガン・ポーリッシュ)とスタンリー(ジャスパー・ポーリッシュ)、オーディの父ハル(ブルース・ダーン)は、そんな彼の夢を支えていた。しかし街の人々は、彼を変わり者として扱っていた。家族全員で打ち上げ準備を始めた矢先、問題が起こる。1万ポンドの高レベルのロケット用燃料を確保しようとしたことがFBIの耳に入ると、危険人物として捜査員のキルボーン(ジョン・グリース)とマチス(マーク・ポーリッシュ)に監視されることになったのだ。しかし友人の弁護士マンチャク(ティム・ブレイク・ネルソン)の機転で、情報をマスコミに流す。マスコミはファーマーを変わり者のヒーローとして報道し、それによって彼は多くの支援者を獲得する。しかし、FBI、CIA、連邦航空局や軍隊はロケットをミサイルと見なして、彼の計画を阻止できるよう準備していた。そのとき、昔の仲間だったマスターソン大佐(ブルース・ウィルス)がファーマーを訪ねてくる。マスターソンもファーマーの打ち上げを止めようとするが、ファーマーは揺るがなかった。